2021年3月8日月曜日

時を短くするは何ぞ?

 ふと本棚を見たら、文庫本の古い『ゲーテ詩集』(高橋健二訳、新潮文庫、1980年)が目に止まった。一昨日ゲーテの詩を取り上げたばかりだからに違いない。手にとってページをめくって驚いた。しっかりと読んだ跡があった。すっかり忘れていたが、「時を短くするは何ぞ?・・・」こういった詩に励まされた記憶が蘇ってきた。時には、古い蔵書を手にとってみるものである。

時を短くするは何ぞ?
 活動!
時を耐え難く長くする何ぞ?
 怠惰!

頭と胸の中が激しく動いていることより
結構なことがあろうか

めったなことに腹を立てぬこと、
いつも現在を楽しむこと、
とりわけ、人を憎まぬこと。

 なのに、未だに時折腹を立てることがある・・・・。

 

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