ふと本棚を見たら、文庫本の古い『ゲーテ詩集』(高橋健二訳、新潮文庫、1980年)が目に止まった。一昨日ゲーテの詩を取り上げたばかりだからに違いない。手にとってページをめくって驚いた。しっかりと読んだ跡があった。すっかり忘れていたが、「時を短くするは何ぞ?・・・」こういった詩に励まされた記憶が蘇ってきた。時には、古い蔵書を手にとってみるものである。
時を短くするは何ぞ?活動!時を耐え難く長くする何ぞ?怠惰!頭と胸の中が激しく動いていることより結構なことがあろうかめったなことに腹を立てぬこと、いつも現在を楽しむこと、とりわけ、人を憎まぬこと。
なのに、未だに時折腹を立てることがある・・・・。


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