古谷経衡著「沖縄のこころ」(『文藝春秋』、2017年8月)を読んで、野田校長のような教育者も居たんだという驚きと同時に、米軍基地除去という言葉を見つけ嬉しくなりました。次のように書かれていたのです。(『沖縄のこころ』も、読んでみたい)
日本軍敗北が明瞭となった六月二十日、沖縄師範学校の野田校長は、摩文仁に追い詰められた残存の勤皇隊学徒を前にこう訓示したという。
「けっして無駄死にをしてはいけない。勇気を奮い起こして生を全うせよ」(『沖縄のこころ』大田昌秀著)。校長は手榴弾二個を腰に、 敵突破を目指して散っていったという。米軍基地除去を願う「沖縄のこころ」を抱き続けた大田氏の鉄血の意思に報いることこそ、・・・(p88)。
普通、米軍基地撤去、という言葉は使っても、あまり、米軍基地除去とは言いません。その違いを調べてみたら、「『除去』は有ってはならないものや悪いものを取り除く意を表す。それに対して『撤去』は構築物や物などをその場所から取り去る意を表す」(大辞林 第三版の解説)とありました。それなら米軍基地除去の方がスッキリしていい。平和憲法のある日本にとって米軍基地は「有ってはならないもの」だからです。
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