橋頭堡とは「攻撃の足場となる対岸の拠点」(新辞林)つまり、前線基地のことだが、日本はアメリカ軍の橋頭堡の一つと化された」という文言を知って驚いたことがある。アメリカ人記者マーク・ゲインに言わせると、「僅か三年足らずの歳月の間に、民主主義的改革から日本を太平洋における我々の軍事的経済的防壁に変貌せしめ」「日本は今や我が橋頭堡の一つと化された」(『ニッポン日記』、マーク・ゲイン著、筑摩書房、1951年、p224)というのだ。「太平洋の盾 巨大なイージス駆逐艦としての日本」という論文名を知って思い出したことだ。
世界地図に記した赤い線が「太平洋の盾 巨大なイージス駆逐艦としての日本」を雄弁に物語っている。
目的はハワイ、グアム防衛
イージス・アショアとは、イージス艦に搭載している強力なレーダーやミサイルなどを陸上に配備し、弾道ミサイルなどを迎撃する米国製兵器です。
なぜ、秋田、山口への配備か。米シンクタン戦略国際間題研究所(CSIS)が発表した論文「太平洋の盾 巨大なイージス駆逐艦としての日本」(2018年5月)は、イ一ジス・アショア配備の目的が「ハワイやグアムの防衛」にあると明記しています。
北朝鮮からハワイに向かうミサイルは秋田の上空を通過し、グアムに向かうミサイルは山口の上空を通過します。日本共産党の志位和夫委員長は「配備は米国防衛としか説明がつかないJと指摘し、配備中止を求めています。(『赤旗日曜版』、2020年2月16日号)


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