2024年11月20日水曜日

心をこめて筆を運ぶ

 習字の練習は、単に上手な字を書く技法を身につけることだけが目的でなく、「精神力の抑制」を鍛えることも目的だったのです。だから、書道とも言われ、華道、茶道、柔道、剣道といった日本文化の一端でもあったのです。
 雑誌『プレジデント』連載「齋藤孝の人生がうまくいく『古典の名言』」(2024年3月15日)の中で、杉本鉞子の言葉「一点、一劃にも心を落ち着けて正確に筆をはこば負ければなりません。このように心をこめて筆を運ぶことを通して、私共、子供は心を制御することを学ぶのでございます」(『武士の娘』より)を紹介しています。この言葉を受けて、「心の乱れや不注意は、すぐ筆先に現れるので、丁寧に文字を書く練習を積むことが、おのずと心を安定させる練習になるわけです」(『プレジデント』、p87)と解説されていました。
 ここまで書きながら、音読でも、丁寧に音読する練習を重ねていけば、習字と同じような心を安定させる練習になるかも知れない。ピアノの練習だって、心を安定させる練習になるかも知れない。そう思いました。とりあえず、音読はすぐできるので、今日から始めてみたいと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿