2021年2月2日火曜日

人類の持つ最高の宝

《猫》 1966年 宮城県美術館蔵 

猫の絵は今や猫を描いた日本絵画の最高傑作とまでいわれている。
愛猫が美しい毛並みをみせて心地よさげに丸まる初秋の日々。
愛猫の寝息が聞こえてくるようだ。

 最近、”人類”という言葉に、すぐ反応してしまう。当然の如く美術館で出会った「人類の持つ最高の宝」という言葉に反応した。美術史が、その言葉を証明している。この宝が素晴らしいほど、そうした宝も容赦なく破壊してしまう『戦争』に嫌悪感を抱いてしまう。だからこそ、戦争を準備する軍事基地建設に反対する。


長谷川潾二郎 未定稿「絵画について」より

小さい物を大きい物と変わりない気持ちで描く。
よい画はその周囲をよい匂いで染める。
よい画は絶えずよい匂いを発散する。
匂い、それは人間の魂の匂いだ。
人間の美しい魂の匂い、それが人類の持つ最高の宝である。 (長谷川潾二郎 未定稿「絵画について」より)

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