2024年12月6日金曜日

日本国憲法の先見性について

 家永三郎さんの著書『歴史のなかの憲法 下』(東京大学出版会、1977年)に「日本国憲法の運命は日本国民と人類の運命につながる」という論文を見つけました。直感的に、素晴らしい論文で、優先的に読みたい論文に選んでしまいました。
 なぜか、日本国憲法は、国際的に最も先進的な文献であることに、いまだに変わりないからです。戦後80年近く経っているにもかかわらず、日本国憲法の先をいく憲法は現れていないからです。
 それでは、最も新しい点はなんでしょうか。徹底的な平和主義によって自衛権による戦争も否定され、そのことによって初めて成立した人権の発展、すなわち「平和的生存圏」の確立が挙げられます。しかも、一カ国の平和だけでなく、国際的な平和も追求されて、そうして初めて自国の平和も成立することを宣言していることです。
 家永三郎さんの論文が、以上に述べたことがどの程度反映されているか、読んでみなければわかりません。

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