これまでも、”目から鱗”と思わされたことが何度かありました。「憲法9条を変える、自衛隊をはっきり軍隊として認めるということは、ある意味で、国民全員が兵隊になる可能性をはっきり認識するということ」(注)、「憲法9条が改正されたら自分自身が兵隊になるという可能性がはっきりするんだよと言いたい」(注)ということも、まさに”目から鱗”でした。「憲法9条の改正」に賛成の方でも、"自分自身が兵隊になるという可能性"を指摘されたら、「憲法9条の改正」に多くの人が反対するのではないでしょうか。
(注)憲法9条を変える、自衛隊をはっきり軍隊として認めるということは、ある意味で、国民全員が兵隊になる可能性をはっきり認識するということです。もし憲法9条を変えるなら、その前にそうした認識が広く共有されないといけない。しかし、人々は自衛官というのはほとんど警察官と同じある種の職業だと思っていて、あの24万人か何かの自衛官だけが兵隊になるのだと考えている。彼らが自衛隊だと言われているのはかわいそうだ、軍隊と呼んでやろうよなんて言っているが、憲法9条が改正されたら自分自身が兵隊になるという可能性がはっきりするんだよと言いたいのです。僕は、今の解釈ですら自衛を認めるんだったら当然、潜在的には全員が「自衛」することになるんだと思っています。(船曳建夫著、『リベラルからの反撃』、『論座』編集部編、朝日新聞社、2006年、p103)
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